フリーランスは働けなくなると収入がゼロになる
フリーランス・自営業の方が就業不能保険を最も必要とする理由は明確です。病気やけがで働けなくなった瞬間から、収入がゼロになるからです。
会社員には「傷病手当金」という公的制度がありますが、フリーランスが加入する国民健康保険にはこの制度がありません。
フリーランスが使える公的制度の限界
| 制度 | フリーランスは? |
|---|---|
| 傷病手当金 | ❌ 対象外(国民健康保険には原則なし) |
| 障害年金 | △ 重度の障害のみ対象(軽度は対象外) |
| 生活保護 | △ 資産を使い切った後の最終手段 |
フリーランスに就業不能保険が特に必要なケース
① 住宅ローンがある
ローン返済中に収入がゼロになると、返済が止まり最悪の場合は自宅を失うリスクがあります。
② 家族を養っている
配偶者や子どもの生活費・教育費を一人で支えている場合、就業不能状態は家族全員の生活に直結します。
③ 貯蓄が少ない
フリーランスは収入が不安定なため、貯蓄が少ないケースも多いです。就業不能状態が長引いた場合、すぐに貯蓄が底をつく可能性があります。
フリーランスが就業不能保険を選ぶポイント
① 免責期間は短め(60日)を選ぶ
傷病手当金がないフリーランスは、就業不能になった瞬間から収入がゼロです。免責期間中の生活費を貯蓄で対応するため、免責期間は60日が安心です。
② 在宅療養もカバーされる商品を選ぶ
フリーランスは入院しなくても自宅での療養で仕事ができない状態になることがあります。在宅療養を給付対象とする商品を選びましょう。
③ 精神疾患をカバーする商品を選ぶ
フリーランスはストレスや孤独感からうつ病などの精神疾患になるリスクがあります。精神疾患を給付対象とする商品を確認しましょう。
④ 給付月額は固定費+αで設定する
最低限の生活費(家賃・食費・光熱費・保険料)を計算し、それをカバーできる給付月額を設定しましょう。
フリーランスの免責期間中の対策
免責期間(60日)を乗り越えるために、以下を準備しておきましょう。
- ✅ 生活費3ヶ月分以上の緊急資金を確保する
- ✅ クレジットカードの枠を確認する
- ✅ 国民健康保険の傷病手当金が使える自治体か確認する(一部自治体で実施)
まとめ
- ✅ フリーランスには傷病手当金がなく、就業不能保険の必要性は最も高い
- ✅ 免責期間は短め(60日)・在宅療養・精神疾患対応の商品を選ぶ
- ✅ 給付月額は固定費ベースで計算する
選び方の詳細は「就業不能保険の選び方」もあわせてご確認ください。

